report( 入 倉 )


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■[2003年12月号]
入倉ニュース
(NO.233)

1月の法律相談日→

厚労省が年金大改悪案!

保険料−年収の20%まで引き上げ、給付−賃金の59%か50%にも! 
 厚生労働省は、2004年「年金改革」に関する同省案を発表しました。政府は、来年の通常国会に提出する方針です。


★ 保険料は?

 厚生年金保険料(年収の13.58%労使折半)を来年から毎年引き上げ、2022年には1.5倍に20%にする計画です。来年10月から毎年引き上げられます。

 平均的な被保険者(月収36.7万円、ボーナス月収の3.6ヶ月)で、毎月650円、ボーナス一回あたり約1150円の値上げとなります。

 一年間で約10100円もの負担が2022年まで毎年押しつけられます。

 20%になると約19万円の負担増に、保険額は年約57万円で月収の1.5倍もとられます。

★ 国民年金

 現在13300円を、2005〜2011年まで、毎年600円ずつ引き上げ、2011年に17300円、一人あたり年間48000円もの負担増です

★ 給付は10年間で8%減

 現在40年加入の夫婦のモデル年金で、現役世代の所得の59.4%給付されます。これを10年かけて54.7%に引き下げます。

 給付水準は8%の削減となり、月額23万6千円のモデル年金給付(夫婦)の場合で年間26万6千円の減額に相当します。ほぼ一ヶ月分の給付を削ろうという改悪です。

★ 国庫負担、引き上げ先送り

 現行は基礎年金の給付に必要な費用の3分の1を国庫負担としています。これを2分の1に引き上げることについて厚労省案は「将来に向けた道筋を明らかに(する)」と述べるだけで本当にするか曖昧です。

 2分の1に引き上げることは、国会決議で全会一致で採択されています。約束していた国の負担拡大を、またも引き延ばそうとする政府に対して国会内外の声を上げていかなければなりません。


厚労省案のポイント

●基礎年金の国庫負担は2分の1に引き上げる。時期は先送り。
●厚生年金の保険料は、2004年度から段階的に引き上げ、年収の20%で固定。

●給付水準は夫婦モデル世帯で現役世代の所得の50%から50%台半ばまで下げる。

●年金積立金は95年かけて取り崩し、給付に充当。

●サラリーマンと専業主婦の世帯は厚生年金を分割。離婚時も分割可能に。

●パート労働者は週20時間以上に労働で、厚生年金に加入、新たに保険料徴収。

●70歳以上でも在職中は保険料を負担、収入が一定額超えれば年金を減額。

●65歳以上の会社員は、受給開始年齢を選択可能に


 

「1月の法律相談日」
なんでもご相談くださいね!

 

2004年1月7日(水)

午後6時30分

 

入倉事務所にて

 


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