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ドンドンドンデンドンの祭り太鼓に、「よーいさじゃ、よいやさじゃ」の掛け声が重なる。ふとん太鼓台のふさが舞う。
この7月20日・21日と町内を練り歩いていた太鼓台が、最終日の夜も9時頃となると、天湯川田神社へと帰ってくる。少し高台のようになっている神社の本殿のあたりまで、坂道を登りきり、ひと休み。
いよいよこれから、太鼓台の下部にある台車の部分を取り外し、揃いの法被で太鼓台をかつぎ、境内の広場を練りまわす。広場には、すでに太い木で防護柵が設けられており、観衆のいる所とをわけている。並べられた「御神燈」の提灯も目に鮮やかだ。
片方には青年団、もう片方には「保存会」の人たちが肩を入れてかつぎあげる。たいへん重いものなので、汗だくになって、かつぐのである。かつぎ手が疲れてきて、崩れそうになると観衆からも「アアッ」という声がもれる。誰かが肩を入れに飛び込んで、また持ち直す…。“生身の人間たちがエネルギーをぶっつけあっている”というのがたまらなく魅力的である。
私は、祭りの勇壮なクライマックスを見たくて、毎年欠かさず見物に行くことにしている。1年1回の祭りとなると、眼をぎらぎらさせ、活き活きとしている人たちを見て、私もいつも元気をもらって帰るのである。
(2002年7月20・21日) |