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JR柏原駅西一番踏切事故に対して、踏切改良を早急に!


2003年6月20日の柏原市議会定例会における代表質問から

(これは正式な議事録ではありませんが、録音から文章化しました。文責は桝谷)

 

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■桝谷質問
 

 それから、私はもうひとつ今緊急に対応していただきたい問題のポイントがあります。
 

 それは、さる5月26日に、JR柏原駅構内の西一番踏切で、踏切を渡りきれなかった75歳のお年寄りが、電車にはねられるという事故がありました。

・・・で、新聞各紙でも、何回にもわたって、問題視してこれを取り上げてきているわけで、もう皆さん多分ご存知であろうと思うのです、内容については…。

 

 私ども議員団についても、さっそく30日に現地調査と、申し入れをJR西日本大阪支社、それから国土交通省近畿運輸局鉄道部に申し入れをして交渉をいたしました。

また、1989年(平成元年)8月には、私どもの議員団の団長、亡くなりましたが北野勝美名で、JR西日本に要望書を提出いたしております。

まあ、こういう取り組みもしてきているわけですが、残念ながら人命が失われるという事故が起こってしまいました。

私どもとしては、これは柏原市としても、JRなど関係機関へ要請して、踏切の改良をいまこれは重点をおいて求めていくべきだと考えています。

 

 われわれの改良の問題として、これは何度も何度も調査をしてですね、状況は掌握をしているつもりで、まあだいぶ調査をさせていただきました。

そのなかでどうするのか、どうするのか、だめじゃないか、だめじゃないかと言うているだけではこれはいかないんで、私らとしても具体的な提案をさせていただきたいと思っています。

 

ひとつの問題は、踏切の中へ入った人に対する検知のセンサーの精度を強化していくことや、考えてみたら具体的なきめ細かい改善点は、やろうと思えばいくらでもあると思うのです。それはそれとして、今日はずばり提案をさせていただきたいのですが・・・

 

あの踏切は21mから23mあると言われています。

問題はこの踏切の長さを縮めるという抜本策を講じることが大事だと思っています。

そのため私は、JRにも要請をして、鉄道軌道上り下り各1線にして計2線にするという提案をおこないたいわけであります。

 

今日はちょっと分かりやすく、パネルを持ってきましたので、説明したいんでありまけれど、(説明用パネルを取り出す) これは柏原駅構内ですけど、こちらのほうに、こっちのほうに一番踏切があるんですけれど、こっちは「二段踏切」とよく言われているところですね。

 

 私たち、JR柏原駅の駅長さんにも伺って、聞き取りをしてきたわけですが、現在、快速はですね、1時間に6本程度通過するといわれています。

 

kashiwara_eki

普通は、1番のここへ普通電車が止まって、で2番は上りというんですか、天王寺方面へ行くのは2番を全部快速が走るというかたちになっています。

 

普通車はこちら(1)、快速はこちら(2)というかたちになっています。

 

 

この場合でもですね、駅長さんの話を聞きますと、ここへ普通車が止まって、快速が追い越すケースはですね、「平日のデイタイムではほとんどない」と、ないんです。

いわば、もうほとんど久宝寺で、その追い抜き行為をやります。

まあ、接続ですね。
久宝寺で全部接続されるようです。
平日では、「朝の7時から8時半ごろはある」ということですね。

 

・・・で、3番線というのがあるのですが、待機線になっています。ここもですね。
先に申しますと奈良行きのほうは、ほとんど普通電車も快速も全部4番を使います。
全部4番を使っています。

3はですね、待機線といわれて、そのいわゆる柏原発の天王寺行きの電車が出ます。

けれども、平日8時台で3本、22時台で1本、土日では22時に1本ここ使うだけなんです。
 

・・・で、そういうことを考えるならばですね、まあ具体的に相談をしてですね、「もう2線必要じゃないじゃないか、いらないじゃないか」と、こういうことは交渉していけば可能なんですね。どんどん快速は通っていくわけで、それはいわば、私、まあ、道路の問題でも、かつて「国道25号線や165号線で奈良と大阪の通過都市だ」といって指摘したことがありますが、まったくこの線は、昔貨物線が入るために4線だったんです。
その名残を残して、この4線になっているわけですが、志紀でも八尾でも2線です。

 

そういうことを考えたらですね、全部接続は久宝寺でやっていただいて、2線に改良できる可能性もあるんじゃないか?

 

そうすれば、もうあそこの踏切のところが半分くらいにですね、距離が縮まる、踏切が短くなっていくというふうに思うんですけれど、このような観点でJRと関係機関にはたらきかけるお考えはないか伺います。

 


●山口都市整備部長答弁

 

 お答えします。踏切のセンサーの問題ですが…。よろしいですか。

 

今、先生おっしゃった2線の問題ですが、現在2線にしますと、普通柏原どまりが、一日に5本があるということで、「市民サービスの低下にもなるんじゃないか」ということも聞いておるんですが・・・。

それよりも現在柏原市の再開発事業のなかでとりくんでおりますのは、やはり「2面3線という現行で快速を止めていく」という方針で、JRと協議している段階でございまして、2線になりますとまた違う問題になってきます。

 

従いまして市の方針としてそういった方向でやっておりますので、よろしくお願いいたします。

 


■桝谷

 

 まあ、私いま申し上げましたが、これは柏原の踏切で命が失われたということで、こういう点から言えば、今提示した案でJRと交渉して、「じゃあお前たちはどうする気なんだ」ということで交渉してですね、それでだめだというのだったら、4本残していくのだったら、「4本残すんだったら、急行止めろ、快速止めろ」ということで交渉したらいいんです。

 

これが戦略・戦術じゃないですか。

そうじゃないですか。

こういう交渉のテクニックからいっても、やっぱり大事なことがあると思うんですね。

 

この問題はね、その…やっぱり一人の、ひとつの命が失われたということなんですよ。

私は、すぐ解決が求められていると思いますよ。

 

よくね、市民の方々でもよく一般的に言われるのですが、「大きな事件や命が失われるようなことがないと道路行政であったり、いろんなことがなかなか直らないんだ」というふうに言われますが、一人の命でもそこで命が失われるということは、それまでにたくさんの危ないことがあったということを意味しているんですよ。

ほんとうに、この一人のひとつの命が失われたということで、市民の安全第一ということで、やっぱり第一義に私は位置づけてですね、私はとりくまなければならんのじゃないかと思うのです。

 

いま、駅舎との関係や「自由通路」との関係の問題も、市のほうは申されているのですが、この踏切は地元商店街にとっても「生命線」でありまして、仮に「自由通路」が、駅舎が横につく「自由通路」ができたとしても、また大県・本郷線がアンダーになって、通行ができるようになったとしても、この踏切は閉められないんですね。閉められないんです。

 

商業・商店の活性化という点でも非常に大事な「生命線」ともなるような踏み切りなんですね。だとしたら、安全に改良してうまく使っていく、またいろんな形で改良した場合は、ここを閉めないで人が通るだけのスロープ式の地下道をつくって通行を安全にしていくということもできるんです。

 

市長、伺いたいんですけれど、平成10年の6月18日には、駅前の今町商店街から市長へ要望書が出ているわけでありますけれども、まあたぶん記憶をされていると思うんですけれども、市長もこの地元の要望書に対して、商店の方々はこの踏切を何とかしてほしい、こういう思いで要望されているわけで、すでに平成10年からのことであります。

 

市長としては具体的に、その商店街の皆さん方の要望にもどう応えていかれようとしているのか伺います。

 


 

◆山西敏一市長答弁

 

 先ず踏切の問題、そしていまもうひとつ、担当部長がお答え申し上げましたが、若干したたらずな点がありますので、あわせましてお答え申し上げたい。こんなふうに考えているわけであります。

 

まず、JRの踏切につきましては、これいままでから、いろんな運動がありました。

さらに、先般の交通事故がございまして、それからJRに、いま桝谷議員さんがおっしゃいましたように、「真ん中の通過線を廃止できないか」と、こういうこともさっそく申しあげております。

 

昨日JRから文書回答がまいりました。それは「できない」ということであります。

 

折り返しが柏原の駅は、普通の通過駅ではなく、「折り返しが非常に多い」と。

従いまして、こういう文章で詳しく書いてありますけれど、これにつきましてはいまおっしゃっておりますように、単純に真ん中の待機線を廃止できない、従って、これの柏原を、いわゆる「折り返しの駅」という、こういう指名がありますから、従って交通安全上、さらにまた、遠くからの安全、交通問題等々につきまして、「ダイヤの改正につきましては技術的にはできえない」と、こういうはっきりとした文書回答がありました。

 

もうひとつはご案内のように、「大県通りの踏切」、これにつきましては、いろんな形で改良していこうと、こういうことで今日までいろんな手立てが講じられました。

さらにもうひとつは、これの道路幅が狭い、こういうことが宿命であります。

 

従いまして、今度の柏原駅前再開発等々の関連事業といたしまして、東西道路を何とかつくりたい、これが柏原の何十年という長年からの悲願であります。

従いまして、その道路を簡単に、一本ある道路にさらに近接いたしまして、新しい道路をつくるということは、現実的には不可能であります。

 

・・・が、柏原駅前は再開発すること、こういう特別条件がありまして、はじめてこの東西道路が一本つくれるとこういうことに相成ったわけであります。

具体的には、いまの大県通りが府道でありますが、それを市道にいたしまして、新しい府道をつくっていただく、これはとりわけ幅が広いことはご承知のとおりでありまして、そしてそれを主として、車につきましての東西につきましてはこれを使っていただく、さらに「歩車分離」とこういうことで広い歩道もつけまして、いま計画しておりますことが事実であります。

 

これが長年の念願が駅前再開発ということで府のほうもたいへん厳しい財政でありますが、府の財政ではもちこたえられないので、国のほうが、これにてこ入れすると、こういうことで駅前再開発という特別事業の関連事業と、こういうことでなったことは事実のとおりであります。

 

まあ従いまして、この踏切の改良につきましては、さきほどの真ん中の待機線を廃止できないかということは、先般も詳しく交渉いたしましたが、ただし交渉だけではなく文書回答もいただいております。

 

これらにつきましては、なお私どもといたしましては、それらの改良の問題、さらに部長がちょっと言いかけておりましたセンサーの問題、さらに交通事故そのものの問題につきまして先般、柏原市からお願いをいたしまして、警察が招集をしていただきまして、警察、府、市そういう関係者が集まりまして、第一回の会合をいたしましたが、検討・改善、これらについてどうしたらいいかということで、今後ともその会合は、近くまた第2回目を開く、こういうことでそれらの原因究明と改善等々につきましても、これはまた別に進めていこうと考えております。

 


■桝谷

 

 まあ、私どもは、待避線の問題だけじゃなしに、2線にしたらどうかということを提案させてもらっています。

これはひとつは、命が失われたというこの重みですね、ここから今すぐにやるべきだと、5年や10年、他の事業が進んだとしても、後へ送れる問題ではないという位置づけしています。

 

二つ目は先ほども申しましたように、やはり商店の皆さん方の要望にそう、地域活性化という点では改良は避けて通れない、こういう思いをいたしております。

私は、具体の問題は結果としてどうなるか分かりませんけれど、冒頭に申しましたように、求めて、求めて、やはりJRなりそうした機関に要望し続ける、とそしてこれをぜひですねなんとしても切り開いていだきたい。


私どももこれについては引き続き具体的な対策を講じながらですね、とりくんでいきたいというふうに考えておりますので、今の市長の答弁では、私は答えになっていないと思います。

 

ぜひ、前向きな形で、ぜひ改善のほうへとりくんでいただくことをお願いをしておきます。


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